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無駄な会議を撲滅!トヨタ式「5W1H」と短縮術

無駄な会議を撲滅!トヨタ式「5W1H」と短縮術

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結論から言う。会議は無駄の温床だ。

多くの企業で、会議は「集まって時間を消費する行為」と化している。しかし、それは間違いだ。会議は意思決定と行動を加速させるための場であるべきだ。私が過去に経営していた2社目では、無駄な会議が常態化し、社員の疲弊と生産性低下を招いた。その失敗から学んだことは、会議の質は準備と運用で決まるということだ。

無駄な会議を短くする技術は、決して難しくない。最も重要なのは、会議の目的を明確にし、参加者全員がそれを共有することだ。私はこれを徹底するために、トヨタ自動車が実践する「5W1H」の原則を会議運営に取り入れた。会議の招集時には、必ず以下の項目を明記させる。Why(なぜ)この会議が必要なのか、What(何を)議論し決定するのか、Who(誰が)参加すべきか、When(いつ)開催するのか、Where(どこで)開催するのか、そして最も重要なHow(どのように)進行し、結論を出すのか。これらを事前に明確にすることで、議題がブレず、関係のない議論に時間を費やすことがなくなる。

会議は「決定」のための場であり、「報告」のための場ではない。

多くの会議が長時間化する原因は、「報告会」と化していることにある。資料の読み上げや現状説明に大半の時間を費やし、肝心の意思決定や具体的なアクションプランの策定がおろそかになる。これは致命的だ。例えば、リクルートホールディングスが実践する「KPT(Keep, Problem, Try)」フレームワークは、会議を「決定と行動」にフォーカスさせる上で非常に有効だ。前回の会議からの「Keep(継続すること)」「Problem(問題点)」「Try(次に試すこと)」を簡潔に共有し、次に何をするべきかを明確にする。これにより、過去の反省と未来への行動が結びつき、議論が生産的になる。

会議の短縮には、時間管理も不可欠だ。Amazonのジェフ・ベゾスが提唱する「Two-Pizza Team」の考え方も参考になる。会議の参加人数は、ピザ2枚で足りるくらいの少数精鋭にすべきだというものだ。人数が増えれば増えるほど、意見集約に時間がかかり、意思決定は鈍化する。また、Googleでは会議の冒頭にアジェンダと目標時間を明確に示し、ファシリテーターが徹底的に時間管理を行う。議論が白熱しすぎた場合でも、「この議題に残された時間はあとX分です」と明確に告げ、次の議題へと進む。これは会議を時間通りに終わらせるための鉄則だ。

実践せよ。そして無駄を排除せよ。

私が3度目の起業で直面したのは、リモートワーク下での会議の質の低下だった。対面のような「場の空気」が薄れ、漫然と会議が続いてしまう傾向があった。この時、私は全ての会議に「議事録フォーマット」を徹底させ、冒頭に「会議の目的」「達成目標」を明記することを義務付けた。そして、会議の終了時には必ず「決定事項」「担当者」「期限」を口頭で確認し、議事録に即座に反映させた。これにより、リモート環境でも会議の目的が曖昧になることを防ぎ、散漫な議論を抑制できた。

会議は、経営資源である「時間」を大量に消費する活動だ。その時間をいかに有効に使うかは、企業の生産性を左右する。今日から、「Why」を問い、「決定」にフォーカスし、適切なフレームワークと時間管理を実践せよ。それがあなたのビジネスを次のレベルへと引き上げる。

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