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チームは機能する!成果を出すマネジメントの要諦

チームは機能する!成果を出すマネジメントの要諦

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結論:目標設定と権限委譲が全てだ

チームマネジメントの勘所は、結局のところ「明確な目標設定」と「大胆な権限委譲」に集約される。これなしにチームは機能しない。私が過去に立ち上げた3つの事業のうち、最初と2番目の事業で苦戦したのは、まさにこの2点が曖能だったからだ。特に失敗だったのは、目標を共有したつもりになっていたことと、私がマイクロマネジメントに陥っていたことだ。

例えば、2010年代半ば、私が創業したスタートアップで新規事業開発チームを率いた際、私は「イノベーションを起こせ」という曖昧な指示を出し、具体的な成果指標や達成プロセスをチームに丸投げしてしまった。結果、チームは方向性を見失い、モチベーションも低下。結局、その事業は撤退せざるを得なかった。これは、ジョン・ドーアが提唱するOKR(Objectives and Key Results)のような「具体的で測定可能な目標」の設定ができていなかった典型的な失敗だ。

リチャード・ブランソン率いるヴァージン・グループが多角的な事業展開を成功させているのは、各事業会社のCEOに大きな権限を委譲し、自律的な経営を促しているからに他ならない。私も3度目の起業ではこの教訓を活かし、チームには必ずSMART原則(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)に基づいた目標を設定させ、達成までのプロセスはチームに全面的に任せた。結果、各メンバーはオーナーシップを持って業務に取り組み、遥かに高いパフォーマンスを発揮した。

マイクロマネジメントを今すぐやめろ

チームのパフォーマンスを阻害する最大の要因は、マネージャーのマイクロマネジメントだ。結論として、これだけは断言できる。メンバーの自律性を奪い、成長機会を摘み取る行為でしかない。私の最初の失敗談でも触れたが、私はメンバーの進捗を逐一確認し、細かな指示を出し続けた。良かれと思ってやっていたが、結果としてメンバーは指示待ちになり、自ら考えることをやめてしまった。

これは、マッキンゼーが提唱する「タレント・マネジメント」の概念にも反する。優秀な人材は、自らの裁量で意思決定し、責任を持って仕事を進める環境を求めている。彼らに与えるべきは、信頼と適切なフィードバックであり、細かな指示ではない。マネージャーの役割は、道筋を示し、障害を取り除き、メンバーが最大限の能力を発揮できる環境を整えることだ。

例えば、Googleの「20%ルール」(現在は正式には廃止されたものの、その精神は残存)は、従業員に業務時間の20%を自分の興味のあるプロジェクトに費やす自由を与え、GmailやAdSenseといった革新的なサービスの誕生に繋がった。これは、従業員の自律性と創造性を信頼し、権限を委譲することの重要性を示す好例だ。マネージャーは、メンバーの可能性を信じ、彼らが自ら道を切り拓けるような環境を構築するべきだ。そうでなければ、チームはただの作業集団になり下がる。

最後に、チームマネジメントはリーダーの「信頼」と「覚悟」の上に成り立つ。この二つを常に持ち続けろ。

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