視覚的なノイズを減らす収納用品選び
部屋をすっきり見せるためには、まず「視覚的なノイズ」を減らすことが大切だと感じています。特に、細々とした日用品や雑貨が外に出ていると、それだけで部屋全体が雑多な印象になりがちです。そこで私が意識しているのは、収納用品自体のデザインと素材選びです。
例えば、無印良品のポリプロピレン収納シリーズは、半透明やホワイトグレーなど、主張しすぎない色が揃っています。これらを複数並べても統一感があり、中身が透けすぎないので生活感も抑えられます。我が家では、文房具や薬、充電ケーブルといったリビングで使う細々としたものを、このシリーズの引き出しやボックスにまとめています。サイズ展開が豊富なので、収納したいものの量に合わせて選べるのも利点です。
また、ニトリのNインボックスシリーズも優秀です。こちらはカラーボックスにぴったりのサイズで、こちらもホワイトやグレーなどの落ち着いた色が揃っています。取っ手がついているタイプを選べば、高い場所からの出し入れもスムーズです。雑誌や書類、子供のおもちゃなどを収納する際に活用しています。蓋つきを選べば、さらに中身を隠してよりすっきり見せることができます。
使う場所で収納する「アクション収納」
次に、収納の「場所」についてです。いくら素敵な収納用品を選んでも、使う場所に収納がないと、結局出しっぱなしになりがちです。私はこれを「アクション収納」と呼んでいて、何かをするその場所の近くに収納を設けるように心がけています。
例えば、ダイニングテーブルでよく使うティッシュペーパーやコースターは、テーブルのすぐ横にあるチェストの引き出しに。テレビのリモコンは、ソファの肘掛けにかけるタイプのポケット収納に入れています。キッチンなら、調理中に使う調味料やツールは、コンロ周りの引き出しや、壁面収納に引っ掛けるなど、手の届く範囲に配置しています。
最近導入して良かったのは、山崎実業のtowerシリーズのマグネット式のアイテムです。冷蔵庫横に貼り付けるタイプのラックは、ラップやアルミホイル、キッチンペーパーを収納するのにとても便利です。また、玄関ドアに貼り付けられるキーフックも、鍵の定位置が決まり、出かける時の「鍵どこ?」がなくなりました。これらのアイテムは、空間を有効活用しつつ、必要なものがすぐに手に取れるように設計されているのが素晴らしい点です。
長く使える素材とデザインを選ぶ
収納用品は一度買ったら長く使うもの。だからこそ、素材とデザイン選びは慎重に行っています。流行に左右されないシンプルなデザインで、丈夫な素材のものを選ぶことで、買い替えの頻度を減らし、結果的に経済的にも環境にも優しい選択になると考えています。
例えば、天然素材のバスケットも好きですが、湿気に弱いものや、型崩れしやすいものは避けるようにしています。代わりに、ラタンやバンブー素材でしっかりと編み込まれたものや、ワイヤーバスケットなど、丈夫で通気性の良いものを選んでいます。これらは見た目にも温かみがあり、インテリアの良いアクセントにもなります。中に入れるものによっては、布製のインナーバッグを組み合わせると、さらに使い勝手が良くなります。
収納は、ただモノをしまうだけのものではありません。日々の暮らしをスムーズにし、心地よい空間を作り出すための大切な要素です。少しの工夫で、部屋はもっと快適になります。ぜひ、ご自身の暮らしに合った収納のヒントを見つけてみてください。